整理収納アドバイザーとは?
ご自身できれいな部屋を保てるためのお手伝いをする、整理と収納のナビゲーター。整理収納の苦手な方や、よりよい整理収納を実現したい方に対し、一人ひとりの生活パターンや理想のライフスタイルをふまえて、アドバイスや実作業を行うプロフェッショナルです。
収納例1 キッチンの収納スペースを最大限に活用!
収納のお悩み
食器の出し入れがズムーズにいかない…
全体的に見た目が雑然としている…
分別用のゴミ箱が美しく収まらない…
Point 1
食器は使用頻度別に収納すると便利です。食器の数が多めでも、棚板を増やせば収納力がアップ。今回も棚板を1枚追加しています。扉を取り付けることにより見た目がすっきりし、衛生面も安心です。
Point 2
箱や袋の大きさが異なる保存用食品は、種類別や使用頻度別にケースに入れて保管します。これでストック管理も簡単に。ケースにラベリングをすれば、必要な物がワンアクションで取り出せます。
Point 3
ゴミ箱のサイズや数により、幅や高さを自由に設定できます。「1.5cmピッチ加工」を施し、フタの開き具合や高さに合わせて上部棚板の位置を確定。機能的で美しいゴミ箱スペースを実現しました。
1級整理収納アドバイザー
長谷川敦子さん
Office Clearly Now代表。ストレスフリーの快適な暮らしを目指した個人宅の整理収納、作業効率・集中力が増す環境づくりのためのオフィスの片付けに携わる。また、暮らしと心を整える整理収納法をセミナーや講座を通して伝えている。
収納例2 カウンター下が美的収納に大変身
収納のお悩み
とにかく収納スペースが足りない…
カウンターの上に物が散乱している…
部屋全体に常に散らかり感がある…
Point 1
奥行19cmのシェルフは省スペース設計なので、カウンター下の空間を効率よく活用できるのが利点。ストックの量も一目瞭然です。中央のシェルフには、食卓でよく使う物を取り出しやすく収納しました。
Point 2
カウンターとシェルフの間にわざと段差を設け、オープンなカゴ収納を設置しました。常備薬やDMなど、カウンター上に雑然と置かれていた物がスッキリ。用途やお好みで高さと幅が選べるのが魅力。
Point 3
最右部は安定感のある奥行31cmタイプを選び、上にプリンターを設置しました。天板の耐荷重は20kgあるので重い物をのせても安心です。他のシェルフと同色にすれば、統一感が出て見た目もグッド。
1級整理収納アドバイザー
石村祐子さん
「暮らしのカギ」代表。片付けに追われない、片付けやすいお部屋づくりをモットーに、そこに住む人の気持ちを大切にしたアドバイスや整理収納を行っている。保育士の経験を生かし、家族全員が無理なく楽しく片付けられるシステム作りを得意とする。
収納例3 クローゼットを自分仕様にVersion up!
収納のお悩み
クローゼット下のスペースが活かされていない…
しまいたい物の大きさがバラバラ…
収納スペースは欲しいが湿気が気になる…
Point 1
入れる洋服の長さに合わせて、高さの異なるシェルフを置けば収納力倍増。段差を利用してカゴを置き、普段使いのバッグや小物など使用頻度の高い物を置くと、取り出しやすくてさらに便利です。
Point 2
バッグの大きさに合わせて、棚板の高さを変えたり、たたみ収納用に棚板を増やすのもとても簡単。収納用品は入れる物が変わっても使用できる対応力の高い製品を選びましょう。
Point 3
衣類収納に湿気はつきもの。幅オーダーの際にシェルフの左右にわざと2cmの隙間を設け、湿気を逃がすためのスノコを置くスペースを確保しました。セミオーダーなので、こんな湿気対策も思いのまま。
1級整理収納アドバイザー
三ツ井さくらさん
Sakura Blooms代表。「探し物がないお部屋」「散らかりにくくてすぐ片付くお部屋」「家族みんながわかる整理収納術」など、一人ひとりのライフスタイルに合わせた、快適な部屋作りのアドバイスや提案を得意とする。整理収納の講師としても活躍中。